食べる

12月に食べ過ぎで悩まないための8つのメンタルレッスン

2017年11月30日

これから忘年会シーズンで、飲み食いの増える時期。
そんな時、どのような対策を立てていますか?。

ウコンのドリンクを飲む?
漢方胃腸薬を飲んでおく?。

暴飲暴食を防ぎながら、悩まないようになるメンタル対策法をお伝えします。

食べる行動を起こしているメンタル面での理由

1)暴飲暴食で悩む根源の理由を理解する

そもそも、暴飲暴食で悩むのは、
食べ過ぎ、飲み過ぎが体に悪い、もっと言えば太るのは健康に良くない

と思っているからですよね?。

そうした時ほど、
食べた後になって後悔してしまっていますが、

そもそも、
後悔するのなら食べなければいいのですが、

止まらない、止められないのは
食べたいという欲=食欲があるからではないでしょうか?。

「そんなこと、当たり前じゃない!」
「食欲が抑えられないから悩んでいるのよ!」

と言われそうですが、

そもそも、
食べたいという、その欲=感情、気持ち
は、どのようなものだと思いますか?

食べたいという欲は、
どこから来ていると思いますか?。

 

2)食べる事で得られる感情に気付く

人はどのような行動であっても、
得られることがあるから、行動を起こすのです。

食べるという行動を起こすのは、
空腹を満たしたい、

と同時に、

食べる事で満たしたい、
得たいものがあるから食べるのです。

  • 仲間と楽しい時間を過ごしたい
  • 同僚と共通意識を持ちたい
  • 皆の輪の中に入って安心したい
  • 皆の中にいて、皆に存在を認めてもらいたい
  • 楽しい気分になり、仕事のつらさを忘れたい
  • 憂さを晴らして、いい気分になりたい
  • 美味しいものを食べて、インスタしたい
  • SNSで使いたい

イロイロあると思います。

その気持ちをまずは俯瞰してみましょう。

そして、
その感情があることを受け止めてみて下さい。

そして更に、
その感情が涌いてきたのは、なぜだろうか?
と自問してみてください。

その感情が涌いた深堀して理由を知ると、
食べ過ぎ、飲み過ぎが抑えられ、たとえそうしてしまっても納得感が違い、その後の体にへの残り方が変わります。

 

3)食べる事に伴う感情に気付く

一度くらい不必要な食べ物を食べたり食べ過ぎたからと言って、それで太る訳ではありません。

たとえ、1Kg、2Kg 増えたとしても、
それで太っている状態が定着する訳ではありません。

人には、「恒常性維持機能」という
本来の状態を維持する働きがあり、
急激に体の変化を起こさないように出来ています。

食べ過ぎたと思えば、
翌日にコントロールして調整する事も可能ですし、

「太る」、「太ってしまう」、「体に悪い」
と思う方が、

よっぽど体にはその通りになってしまいます。

それを食べたときの感情を全て上げてみる。

  • 後悔した、
  • 苦しかった、
  • モヤモヤとした、
  • 嬉しい、
  • 楽しい、

などの感情を全て上げてみることです。
人は、食べるという行動をする上で、
食欲を満たす以外の感情を満たしたいために
食べるものを選択しています。

あるいは、
何らかの感情を満たしたいために、食べていることもあります。
生存欲求、自己承認、自己重要感

など人の感情の根っこに有るこれらの感情を
満たしたいがために、必要以上に食べてしまっているという事があるのです。

 

4)食べ過ぎ、飲み過ぎ、をしてしまう食べ物の傾向を明確にする

過去にあった体験の中で、どのような食べ物、飲み物を、食べ過ぎ、飲み過ぎをしてしまったのでしょうか?。

その中でも、
許容できるもの、許容できないもの、をはっきりとさせる事です。

大抵は、
許容範囲をオーバーしてしまったがために、
後悔したり、後から違和感を感じたりするのです。

それならば、
許容できるものを意識的に選ぶということを
設定しておく事で後悔したり、悩んだりすることを回避できます。

 

5)暴飲暴食の範囲を決める

そもそも、どれくらい飲んで、食べたら、暴飲暴食と感じますか?。

視覚的に見たとき、ビールジョッキ1本よりも5本は飲み過ぎると感じるでしょうか?。

また、
体の感覚で苦しいと感じた時、飲み過ぎた食べ過ぎた、と感じますか?。

自分で自分に
「あ〜お腹いっぱいだ」と言って食べ過ぎた、と感じますか?。

周りにいる人の声で、
「良く食べたなぁ」と聞こえたときに感じますか?。

飲み過ぎ、食べ過ぎと感じる基準を感覚を通して知っておくのです。

飲み食いして、食べているときは満足でも、
後から「しまった!」と思うのは、基準が曖昧だからです。

予め自分で分かるように基準を設定しておく事が大切です。

視覚的、体の感覚、聴覚的、と自分が一番、ぴたっと来る方法で設定しておくと、潜在意識の中にも設定されて意識せずにその設定のようになっているはずです。

五感の感覚を使って状態の変化をさせるのは、NLP(神経言語プログラミング)では有効な手段とされています。

 

6)今まで食べ過ぎて、飲み過ぎて、体が苦しかったときの事を思い出す。

いい事も悪い事も、過去の体験というのは、
体に記憶されて(無意識下で管理されて)いるので、
今のうちにその記憶を顕在意識の上においておく事です。

  • 胃がモヤモヤした、胃が苦しかった
  • 体が重くなった、
  • 頭が痛くなった、クラクラした
  • 後悔したときの気持ちや感覚、
  • 終点まで行ってしまい寒い想いをした

などの
マイナスの記憶を思い出しておくのです。

私たちは、過去に会った体験を表層の意識の上では忘れている事が多いのですが、
体のどこかに記憶されているのです。

つらい、苦しい、という感情は、普段あまり思い出したくないものですから、表層の意識にはほとんど上がらず、同じ体験をした時に浮上してくるのです。

で、気がついたら、
「あ〜しまった!また、やってしまった」と後悔する。

そのためにも、一度体験をしっかりと意識に上げておくのです。
そうすると、また苦しい想いをしないように回避しようとします。

 

7)飲み過ぎ、食べ過ぎた時のその後のケア方法を考えておく

人はいつも同じ量、同じものを食べている訳ではありません。

行動量が多ければお腹が空き、少なければお腹が空かず、
体調によっても量も変わるし、季節によって食べるものも変わります。

それは、食べ過ぎ、飲み過ぎの時もあるということを肯定してもいいのです。
その後に、半日断食したり、野菜ジュースやスープだけで済ませたり、ご自分の体調や体の欲するものによって、調整すればいいのです。

厳格な食事制限をしてしまうということは、人生や生き方にまで制限をして、果ては、周りの人に対しても、厳格に接するようになり人間関係にも支障をきたすようになります。

 

8)食べるという事に対して肯定的な意識を持つ

食べるという事をどのように捉えているでしょうか?。

食べるという欲は、誰でも持っている命に繋がる欲求であるのに、人の性格や気質につながる批判を持っている人もいます。

食べる事ばかり考えるのは、【意地が汚い】
食べる欲を持つのは、【強欲だ】

というような、
食べる事に対してネガティブな思いこみを持っています。

人は栄養補給するためだけに【食べる】という行動をしている訳ではないという事を2)でお伝えしました。

本来の食べるという事に対してどのような思いこみを持っているのかを、リストアップしてみましょう。

そうした思いこみを一度上げてみて、
「それ、本当かな?」という質問を自分に投げてみてください。

 

食べるという行為は、
たのしさや、体の活力、癒したり、鋭気を養ったり、感情と身体両面において、プラスの意味も持っています。プラスの意味を持って食べると自分自身に対しても納得感や自己肯定感が高まって行きます。それは【自分らしく生きる】という行動に直結してる事だからです。

食べるという事に対して、
マイナスのネガティブな思いこみではなく、
プラスのポジティブな思いこみに替える事です。

沢山のプラスの意味を持って食べ物に接すると、自分にとってのいいエネルギーとして、本当に自分が得たい食べ物を適切な量で摂る事が出来るようになります。

ネガティブよりもポジティブ思考を持って食べるという事です。

 

まとめ

私たちは、食べもに対して栄養学や食育と言う観点でばかりで教えられてきて、
個人として食べ物に対してどのように捉えているのか?という視点は全くありませんでした。

食べ物に対してどのように捉えているのかで、食べ方も意味もそして、体の状態も変わります。

悩む前にぜひ、食べ物に対してどのように捉えているのかを探ってみてください。

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