先日、
得たい物が分かったら、動ける。
ということを、
自分の最近の
食材の宅配の選ぶ時のことと
重ねてお話ししましたが
今は、
情報も一瞬で得られる、
便利な時代であると同時に、
ものすごく選択肢も増えていますね。
買い物だって、
ネットで見て、店頭で触って買う
という人が多いのだとか。
そんな中で、
自分がどうしたい?、
自分がなにを得たい?
ということが分からなければ、
選ぶことが難しくなっています。
選択の科学で知られた、
シーナ・アイエンガー教授の
「ジャムの法則」。
「多くの選択肢は幸福を呼ばない。」
という名言で有名なこの法則は、
同氏が、スタンフォード大学の大学院時代に行った、
選択と消費者心理、行動についての研究によると、
ある高級食品店に
24種類のジャムを並べたときと、
6種類のジャムを並べたときとでは、
売上は品揃えが少ない方が圧倒的に多かった。
というものです。
この研究は、
P&Gをはじめ多くの企業の販売方法などで
活用されているもので
<あれもこれも>という状態では、
人は思考の整理をするという
作業をしなければならず、
<これだけ>、<これとこれ>
というように
はじめから選択が整理されていると
行動がしやすいということにるのです。
このことは、
モノを売る、ものを買うという
企業のことだけでなくて、
私たちの日々の生活、行動にも当てはまります。
あれも、これも、あっちも、こっちも、
と
やること、やるべきこと、
(と思っているだけかもしれませんが)
が多すぎると、
人はモノごとに集中することが出来ません。
結局、全て中途半端になってしまって
満足感、充実感を得ることが
難しくなってしまいます。
ことに、
忙しいことがあたりまえ、
多くの仕事をこなすのがあたりまえ、
として
社会人を過ごしていた人は
そういう傾向に陥りやすいかも。
ワタシ自身も
会社勤めしていた時は、ほんと〜に忙しくて、
<あれもこれも>派でした。
それをずっと家でもやっていたようです。
それをこのところ見直しています。
<これをする!><これに集中する>
を1つ、2つメインにして、
それに、
<プラスアルファーしていく>
ようにしています。
そうすると、
意外と時間の余裕ができたり、
<こなせる>質が変わってきたみたいです。
なにか、
やることが多くてとっちらかって
しまう時、
<これ!>をやると決める。
決めた事からこなしていく。
ということを
してみてください。
<これ>がこなせたら、
<次のコレ>は意外とスムーズに
こなせるはずです。
※ブログランキングに参加しています。
サイドメニューのバナーをポチッと応援お願いします。
選択や行動に迷ったら、まずは<これ!>と決める。
2015年11月4日
よろしければ、「いいね」ボタンをお願いします!