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淡々とした現実的な危機感が、非常時にあなた自身を守ることにつながる

2019年10月20日

日本各地に大きな爪痕を残した、台風19号の発生から一週間が経ちました。
いまだに、多くの方々が、避難所での暮らしや被災した状況にある様子を知るにつれ、今、何をするべきなのか、何を考えるべきなのか、何を考えることが必要なのか、と考えさせられています。

災害やトラブル、不測の事態が、ここ数年は、本当にひっきりなしに起きています。

今は何が起こるかわからない、ボ〜ッと生きていられない時代ですが、そんな時でも、危険な目に合わず、過ごせることはとても幸せなことだと、つくづく思います。

もちろん、置かれた環境や状況は、同じ世界、同じ日本に住んでいても、人それぞれ違いますから一括りには考えられないと言えばそうですが、これから先は、自分を守すべ、守る考え方を持っているかどうかが問われるようになってきました。

まるで、戦時中のような、自分で自分の身を守ることが必要な時代、お国が、お上が、守ってくれる時代ではなくなっている。

そんな、何が起こるかわからない時、必要なのが、
・過剰に感情的になる事でも、
・過剰に心配や恐れを抱える事でも、

なく、

淡々とした、現実的な危機感
なのだと感じます。

そうした危機感=危機に気づく感覚は、ぼうっとしていては気付きません。

その時、必要になるのが五感力であり、その五感を超えた第六感です。

 

現実的な危機感が、あなたを守る理由

災害、トラブル、不測の事態に通用しないいくつかの考え

ここ数年、9月10月になると台風による災害が増えていますね。

思い起こすと

  • 2015年 関東東北の豪雨
  • 2016年 熊本地震、北海道に3つの台風上陸、九州での梅雨の記録的大雨
  • 2017年 九州北部豪雨
  • 2018年 関西空港をはじめとして西日本に被害をもたらした西日本豪雨

そして2019年の今年。
台風15号、地球規模最大級と言われた今回の台風19号では、あちこちの河川で氾濫がおき、今もなおその被害に苦しんでいらっしゃる方々がいらっしゃいます。

毎年のように自然災害が発生し、あまりにも、自然災害が近年多くなって、様々な考えが流布されています。

人工的に起こされた台風ではないか?と一部では、噂されています。
スピリチュアル好きな方々では、人間があまりにも地球を汚したことへの怒りだ。

など
様々な憶測、あるいは隠された真実が、囁かれていますが、

・ポジティブシンキングも
・スピリチュアルな考えも
・うわべだけの成功法則も

災害の時には、それだけでは何の役にも立ちません。

そして、災害のみならず、社会の変化期に突入している今の世の中、何が起きるかわからない世の中において、そうしたことだけで対処できるわけではありません。

・自分は晴れ女だから大丈夫

・前向き思考でいれば大丈夫

・信じているから、うまくいく

というようなことがそれが行き過ぎると、
今のように災害が多い時代、どのようなトラブルが起こるかわからない時代において、危険を知らせる何かがあってもそれに目を瞑り、気づかないまま、大変な状況に陥ることもあるのです。

現実に起きている自然災害に直面している時、具体性のないポジティブ、スピリチュアルは、状況の把握を遅らせ、正確な情報を得る事を妨げてしまいます。

 

正確な情報を把握するためには、問題を意識する事

2019年10月12日の台風19号は
地球規模最大級の台風 と言われ、

ニュースやワイドショー、天気予報などで、雨量と風の強さを警戒するよう発信されていました。

それでも、
雨量の多さに伴う河川の氾濫、越水が起きました。

それも全国規模で。

逃げ遅れた方、被害に遭われた方のインタビューの中には、
「まさか、これほどまで増水するとは知らなかった」
「防災無線も流れなかった」

など
お年寄りはインターネットやスマホの情報を見ないことから、リアルタイムの情報に行き着かず、それが逃げ遅れた一因として、氾濫情報の伝達方法のあり方をクローズアップしている所、人もありました。

そもそも人が情報を得たいと思う時というのは、

「現状に問題を抱え、それを解決したい」と思うから情報を得ようとするのです。

つまり、

ここにいては危険だ!
現状に問題がある!

と実感しない限りは、
問題解決のための情報を得ようとはしません。

そして、
他に情報があるだろうか?と探すこともしません。

そうした意識を持たない限り、どんなに情報が発信されていても、問題に意識を向けなければ、欲しい情報が得られることはありません。

そして、
正確な情報か、デマ情報か?を判断するためには、経験値が必要になり、
その経験値を上げるには、五感の感覚を常日頃から意識することが大切です。

五感とは、
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、の事で

私たち人間は、五感を通して外側からも内側からも、意識していなくても多くの情報を入手しています。

現代社会では、周りの人や状況にばかり気を取られ、気を使い、あなた自身がどのように感じているのか?ということに意識を向けてはいません。

 

いざという時に必要な、第六感

災害や何か突飛な出来事に遭遇した時、現実的な対処をすることは、現代社会を生きる上で必要な手段です。

例えば、災害が起きた時に(起きるであろうという時に)備えて、

  • 雨がっぱや非常食の備蓄、
  • 必要な紙食器、
  • ウエットテッシュ
  • 軍手や数日分の衣類
  • ブルーシートやガムテープ

などなど
あげればきりがないものです。

事故があった時には、法律的な手段を取れるだけの知識や知恵といった情報。

今回の川の大規模氾濫が起きたときの、

  • 事前のハザードマップの情報や
  • 避難所の確認
    などの

物理的なもののみならず危機感を感じることも必要です。

危機とは:
悪い結果・成行きを招くかも知れない、危険で不安な時や状態

を意味します。

そしてそれを感じとる感覚のことです。

感じとる感覚
それはあなたが感じとる感覚です。

私たちのこれまでの社会では、自分がどう感じるのかという感覚を使っているのは、「一部のクリエイティブな活動をしている人のこと、自分には関係がない」と捉えがちでしたが、そうではありません。

私たち人は、全て、
外界からの情報を五感を通して受け取り、
それを神経が脳に伝え、気持ちが動き、行動をする という作用があります。

そして、いざという時、
思考や理性の判断を超えた感覚、直感力、第六感が必要なのだと感じています。

 

第六感・直感力を身につけるには、五感力を鍛えることから始まる

その第六感・直感力を養う上で必要なのは、

五感を使うこと
五感力を鍛えることです。

物資的なものよりも
大切かもしれません。

普段私たち、ことに現代社会に住んでいると
五感を意識して使うということを
ほとんどしていません。

五感というのは、
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のこと

この感覚から
受け止めた情報が、神経経路に伝わり、脳へと到達します。

ですが、この脳の仕組みはダイレクトにその情報をすべて受け取ってはいないのです。

RAS(網様体賦活系)という脳の機能が自分にとって必要か、必要でないかをフィルターの様に作用して瞬時に選別しているためです。

本来なら受け取っているはずの、いい情報も、実は、この脳の機能によって選別されてしまい、活用されないままになっていることがあるのです。

その情報にアクセスするには、無意識とつながっている体の感覚

つまり、

五感の感覚に敏感になることです。
五感の感覚に意識を向けることです。

それによって、五感の感覚を超えた感覚=第六感が活性化します。

今は、何が起こるかわからない時代ですが、全ては生活基盤があってこそ何事も思うようにできるものです。

自分自身の生活基盤を守るためにもいざという時、

自分の五感、そして第六感を使う。

ということに少し意識を向けてみてください。

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