やりたい仕事なのに辛いのはなぜ?「この業界は先がない」という不安を消し去る心理学

「自分が本当にやりたかった仕事に就けたはずなのに、毎日がなぜかしんどい」
「憧れて始めた趣味やボランティアなのに、気づけば義務感ばかりで心が重くなっている」

このようなモヤモヤを抱えていませんか? 

「好きなことをやっているのだから、恵まれているはず。辛いと感じる自分が甘えているだけだ」と、自分を責めてしまう方も少なくありません。しかし、その「しんどさ」の本当の原因は、あなたの能力不足でも、努力の足りなさでもありません。実は、あなた自身の心の中に潜む【主体性(自分軸)の欠如】が原因かもしれないのです 。それは、

「人頼みでは、物事は決して成り立たない」を理解しているかどうか。

もしあなたが、周囲の環境や誰かの指示、あるいは業界の景気といった「自分以外の外側の要素」に依存してしまっているとしたら、どんなに好きな仕事であっても、理想を叶えることは難しくなります 。

この記事では、かつて私自身がやりたいと思っていたとある業界で経験した挫折や、今の時代に見かける具体的な相談事例を交えながら、なぜ「人頼み」だと理想が形にならないのか、その心のメカニズムを心理学の視点から紐解きます 。そして、他人の言葉に振り回されるのをやめ、自分の手で仕事と人生を充実させていくための具体的なステップをお伝えします。

今、先の見えない不安の中にいるあなたが、自分軸を取り戻して軽やかに動き出すためのヒントになれば幸いです。

目次

やりたいことをしているのに、なぜか「しんどい」と感じる罠

「好き」を仕事にしたはずが、心が疲弊していく理由

私たちは、自分の意志で「やりたい!」と思って始めたことであっても、ある条件が重なると途端に強いストレスを感じるようになります。それは、仕事の業務量が多いからでも、内容が難しいからでもありません。最も大きな原因は、「自分の意思で物事をコントロールできていない」という感覚(無力感)にあります 。

「やりたい」ことほど、頭の中には「こんなことがしたい」「こうしたことが理想だから」を持っているからで、置かれている状況や立場でそれが表現できないことがあるのは、「やりたいことができる」場所ではなかったからかもしれません。

例えば、「誰かの指示や意向でしか動けない」「周りの顔色を窺って、自分のやりたい方法を選択できない」という状態が続くと、脳はそれを「強制された労働」と認識し、エネルギーを著しく消耗します 。どれほど憧れていたスペシャリストの世界であっても、自分が主役ではなく、誰かのお膳立てや他人のルールに縛られている限り、心からの充実感を得ることはできません。

「やりたいことができない場所」はあなたにとって、理想と言える場所にはなっていないのです。

もちろん、最初から完璧に全てが整っている場所なんてありません。あなたがその場所で作り上げていくことが必要なこともあります。

自分がやりたいこと、自分が就きたい仕事というのは、強い願望、明確な目標が必要だと言われますが、最初から強い願望を持っていることなんて稀で、興味を持ったりする中で、そのことに関わったり、知識やスキルを学んでいくうちに、明確になっていき「自分はこれが向いているのかも」と確信を持つようになるものです。それは、スペシャリストに限らず、どんな仕事でも仕事以外のやりたいことでも同じことです。もしあなたが、好きなこと」をしているはずなのに、心が疲弊してモヤモヤとした気持ちを抱えているのなら、

  • 今いる場所で自分の理想とする状況になっているのか?
  • なっていなのならそれを自分で作り上げていく気持ちがあるのか?
  • それを作り上げていくことが、場所的に(状況的に)可能なのか?

を考える必要があります。その際には、周りのアドバイスも必要になってくるかもしれません。

しかし、ここで注意が必要です。

他人の言葉にエネルギーを削がれていませんか?

特に、修行期間やアシスタント時代がある専門職(フードコーディネーター、ファッションスタイリスト、デザイナー、各種コンサルタントなど)スペシャリストにおいては、師匠や親方あるいは業界の先輩といった「力のある他者」の存在が大きくなりがちです 。彼らの教えは学びになる一方で、彼らが発するネガティブな言葉や、彼らの持つ古いビリーフ(思い込み)によって、知らず知らずのうちにあなたの可能性やエネルギーを削がれてしまうという危うさがあります 。

「この業界はもう先がないからね」

「今うまくやっていても、いつ需要がなくなるかわからない」

「ここでは、そんなことをしたって、無駄よ」

こうした言葉を日常的に浴びせられると、最初は高い熱量を持っていたはずの心も、徐々に「いくら頑張っても無駄なのかもしれない」というネガティブモードに侵食されていってしまうのです 。特に、実績や就業年数の短い時には、まだ自分の中に確固たる自信や積み重ねた知識がないため、古参の人の言葉に強く影響されてしまいがちです。

「この業界はあとがない」という言葉に悩まされる本当の理由

YouTubeで見かけた、あるファッションコンサルの悩み

先日、ある仕事の相談系のYouTube動画を見ていたとき、深く考えさせられる事例に出会いました 。

相談者は、現在は独立してファッションコンサルタントとして活動している女性でした 。彼女には、かつて仕事を教えてくれた師匠のような存在がおり、その人から事あるごとに「この仕事もいつ終わるかわからないからね」と、将来を脅かすような言葉を言われ続けていたそうです 。彼女はその言葉が呪縛となり、「この先どうしていけばいいのか」と、深い不安と悩みの輪からは抜け出せなくなっていました 。

彼女はすでに独立し自分の名前で仕事をしているはずです。それなのに、なぜ過去の、あるいは他人の「がない」という言葉に、これほどまで心を激しく揺さぶられてしまうのでしょうか。

しかし、こうした「仕事の不安」「この先の見えない不安」は誰でも起こりうることで、自分はこのままでいいのだろうか?」という気持ちが湧いてくるものです。好きで始めたことなのに、充実しているはずなのに、今のこのままの状態は立場的にも宙ぶらりんで、やれることも限られ得ている。

「本当は、しっかりとした肩書き役職で、自分からこうしていこう、こうしたいを実現していきたいのに・・・」そんな想いがあるのに現実は違う。そんな立場や状況は、彼女だけ、得意な職種だけのことではないですよね?。

外側の声に揺さぶられるのは、心が「指示待ち」になっているサイン

心理学的に見ると、他人のネガティブな言葉に悩まされ、身動きが取れなくなっているとき、私たちの心は「依存(受動的)の環境」に留まっています 。

「この業界はあとがない」という言葉を真に受けて悩むのは、裏を返せば「この業界(あるいは師匠)が、自分の未来を保証してくれるはずだ」という期待、つまり人頼みの心理がどこかにあるからです。

自分が主体的になり、自らの意思で価値を生み出す覚悟が決まっていれば、他人が「業界の未来は暗い」と言おうが、「それはあの人の意見であって、私の未来は私が創る」と切り離すことができます。しかし、心がまだ「指示待ち」のままで、仕事をもらうことや、誰かに認められることに依存していると、他者の一言がそのまま自分の世界の崩壊につながるような恐怖を覚えてしまうのです 。

【過去の体験談】とある業界で私が直面した「依存の危うさ」

憧れの世界への一歩と、講師からの一言「いつ需要がなくなるかわからない」という呪縛

この「他人の言葉にエネルギーを削がれ、身動きが取れなくなる辛さ」は、他でもない私自身が20代から30代の頃に、嫌というほど味わった体験でもあります 。当時、私はディスプレイデザインの世界に強い憧れを抱いて、専門の学校に通っていました 。在学中、幸運にもある講師の方の現場手伝い(アシスタント)をさせてもらう機会に恵まれたのです 。実際の商業施設や店舗の空間を作り上げる現場は刺激的で、「いつか自分もデザインをして、自分で現場の仕事を回せる立場になりたい」と密かに熱い夢を膨らませていました 。並行して他の仕事を掛け持ちしながらの現場仕事は、一方を犠牲にしなければならない場合もありながら充実した日々でした。

しかし、その講師の一人が口にした言葉は、私の期待とは全く異なるものでした。 「自分は運良く今こうして仕事ができているけれど、こんな仕事、いつ需要がなくなるかわからないよ」 その人は、業界ではある程度名の知れたプロフェッショナルでした。その成功者であるはずの人が、自分の未来に対して強い不安を抱き、それを悪気なくアシスタントの私に漏らしたのです。

その言葉を聞いた瞬間、私の心の中で何かがモヤモヤと濁っていくのを感じました 。「プロとして長くやっている人でさえ、いつ終わるかわからない恐怖と戦っているのか」「美術系の大学を出ているわけでもなく、横道からこの業界に入った自分なんかが、これから先自分の足で立っていけるのだろうか?」 

一度そのネガティブな思考の罠にはまると、現場に行くこと自体は楽しくても、そこでの作業のに集中していても、
一歩離れると「ただただ不安定な気持ちに場所」になってしまいました 。通っていた学校の知識は、専門家が教えていたけれどカルチャースクールや社会人学習講座のような存在でしばらくしてMac DTPスクールにも通い始めたのは、それだけではダメだと実感したからです。

専門家の一人の先生は、そのマックのスキルを知ってプレゼンシートのデザイン作成の手伝いをさせてくれたこともありましたが、やはりそれ止まりで下請けにすぎず、だんだんと自分の置かれた状況に疑問を持つようにもなっていきました。

自分の人生のハンドルを他人に握らせていた日々

その後自然とその業界のことがわかってくると、多分自分には仕事が回ってくることはないだろうということを感じるようになっていきました。

常に安定して仕事が入ってくるわけではなく、季節的なイベントの時に仕事が集中する不安定さ、払いはよくてもコネクションがない自分にはデザイン作成からという元から仕事が回ってくることはないだろう、ということが薄々わかってきて、同じようにアシストで入ってきた子たちが美術系の学校に行っていてそれを鼻にかけているような感じにも辟易して、気持ちはだんだんと冷めていたのかもしれません。

結局、そうしたスペシャリストの仕事のキラキラとした部分しか見えておらず、自分でどうにかできるポジションでもなく、誰か任せのまま不満を抱えていた自分。動き方も理想を叶える方法もわからないままで、理想だけが大きくなっていたのです。

しかし、NLP心理学やコーチングを学び、自分の心と深く向き合えるようになった今だからこそ、当時の本当の失敗の原因がはっきりと分かります。

私は、「自分の人生のハンドルを、その講師や業界という『他者』に握らせていた」のです。 「あの人がこう言うから、この業界はダメなんだ」と被害者のポジションに身を置き、自分で新しい道を切り拓くリスクを負うことから逃げていました。まさに、「人頼み」のままで、誰かが自分を一人前のデザイナーにしてくれるのを待っていたのです 。誰かが、自分の能力を認めてくれて仕事を振ってくれるのを頼みとしていたのです。

なぜ「人頼みの環境」では、自分の理想が形にならないのか?

会社組織の「指示待ち」と、個人で始めることの決定的な違い

会社員として組織に属している間は、極端な話をすれば、上司からの指示を待ち、与えられた役割をこなしていれば、毎月一定の給料(仕事の報酬)をもらうことができます 。そこにはシステム化された「お膳立て」「すでに誰かが何年もかけて作り上げたやり方」が存在するからです 。

しかし、学んだスキルを活かして独立したり、個人でビジネスを始めたり、あるいは自発的な活動(趣味やボランティアを主導する)をしたりする場合、その論理は一切通用しません 。自分で何かを始めるということは、ゼロから価値を作り出し、それを他者に届けるというプロセスそのものです。そこに「誰かが指示をくれるのを待つ」という人頼みの姿勢のまま飛び込んでしまえば、いつまで経っても最初の歯車すら回すことはできません 。

「それが自由にできるところじゃないんだ」というかもしれません。

「自分の理想の通りにならないから、しんどいんだ」というかもしれません。

ですが、あなたは、

  • 理想を叶えるために、自分でできることは何かを考えたことがありますか?
  • 自分ができる何かを行動したことがありますか?

必要なのは、主体的に「自分はこうしたい」「自分はこうしよう」を模索し続けることなのです。

そして今の時代の変化期には、会社や組織に属していてもこれまでの当たり前のやり方が通用しなくなってきているのは、肌で感じているはずです。Aiの導入、人手不足、物価高騰、イラン情勢、などなど多くの要因が私たちの仕事、家庭の中に影響を及ぼしていることは、一人一人が主体的に「自分は何ができる?」「自分は何をする」を考えていく必要があるのではないでしょうか?。

あなたが望むビジョンは、あなたの中にしかない

なぜ人頼みでは理想が形にならないのか。その最も本質的な理由は、【あなたが本当に望んでいる理想のビジョンは、あなたの中にしか存在しないから】です 。

師匠や先輩、あるいは世間のインフルエンサーは、彼らのビジョンや都合、あるいは彼らの過去の経験則(ビリーフ)に基いて発言しています。彼らはあなたの人生の責任を取ってくれませんし、あなたの心の中にある「本当に表現したい心地よい世界(Comfort)」を代わりに形にしてくれることも絶対にありません 。

誰かがお膳立てしてくれるのを待っていたり、「業界が良くなったら動こう」と他力本願でいたりする時間は、あなたの貴重なエネルギーをただ浪費させるだけではないでしょうか?。

スキルやノウハウを学ぶだけでは超えられない壁の存在

多くの人が、「行動できないのは、まだスキルが足りないからだ」「もっと有名な先生からノウハウを学べば、人脈をもらって成功できるはずだ」と考え、新たな資格取得やスクールへの投資を繰り返します。

もちろん、新しい知識を学ぶことは素晴らしいことです。しかし、どんなに優れたノウハウを手に入れたとしても、それを「どう活かすか」「どう形にするか」を自分で決めて、主体的に動かす意識(マインドセット)がなければ、それらはすべて宝の持ち腐れになります。

新聞や雑誌や書籍は多くの情報を掲載していますが、その情報を何にどう使うかは読み手次第です。使われなくなったら資源ごみに出されるだけです。それは、あなたが学んだ知識やスキルも同じことです。使い手のあなたが、「何に使うのか」、「どこで使うのか」を決めて行動しなければゴミと同じことになります。

必要なのは、スキルの上書きではなく、「今の自分のままで、自分で決めて、今できることをやる」という主体性へのシフトなのです 。

主体性(自分軸)を取り戻し、理想を現実にするための3つのステップ

では、長年染みついてしまった「指示待ち」や「人頼み」の思考パターンから抜け出し、自分軸で軽やかに動き出すには、具体的にどうすればよいのでしょうか。心理学(NLP)のアプローチに基づいた3つのステップをご紹介します。

ステップ1:今の自分に「できること」を小さく始める

主体性を手に入れるために、いきなり「会社を辞めて独立する」「業界の常識を覆す」といった大きな決断をする必要はありません。まずは【今の自分で、今日からできること】を見つけ、小さなスモールステップを踏み出すことから始めます 。

  • 誰かに仕事を回してもらうのを待つのではなく、自分でSNSを発信してみる。
  • 業界の不安を愚痴るのをやめて、目の前の顧客が今何に困っているかに集中する。
  • 他人の意見に「はい」と答える前に、「自分はどう思うか?」と心の中で一度問いかける。

こうした、日常の1ミリの選択を「自分軸」に引き戻す微細な積み重ねが、脳の神経可塑性を刺激し、「自分で人生をコントロールできている」という感覚(自己効力感)を養っていきます。

今は、「これをやれば」すぐにでもお金が稼げる。成功する。理想の人生になる」的な言い回しで、人を動かして集める輩がSNSやインターネット上に跋扈していますが、そんなにすぐに形になるわけではありません。

NLPにしてもコーチングにしても、それを学んですぐに仕事として形になるわけではありません。そのスキルを日々自分で実践しながら、【学んだスキル+これまでの体験】を一つの形にするには、実際に自分に使ったり自分を深掘りする創造的な表現、という時間が必要になります。

それと同時に、SNSで発信したり、認知を広げたりすることは可能ではないでしょうか?。

大抵の人は、その小さなステップでさえ、面倒だとして行動しようとしません。

だからこそ、何か行動を起こした人が、大きな変化を手に入れるのです。

ステップ2:最初の「真似」の時期を過ぎたら、自分で決める環境へシフトする

仕事でも趣味でも、新しい分野に挑戦するとき慣れないうちは、最初は誰かの指示に従ったり、先ゆく人の真似(モデリング)をしたりする受動的な時期が必ずあります 。これは基礎を身につけるために必要なプロセスです。私自身、NLPを学んでコーチングの仕事を形にする間には、セミナーのアシスタントを何度も無償でこなして、その時のトレーナーやコーチの立ち居振る舞いを学びながら、いいところを真似て吸収していきました。

自主的に関わったり、知識やスキルを学んでいくうちに、明確になっていき「自分はこれが向いているのかも」と確信を持つようになるものですしかし、ある程度基礎が身についた後も、いつまでも「誰かの指示がなければ動けない環境」に身を置き続けると、成長はストップし、心に強い不満(フラストレーション)が溜まるようになります 。

「守破離」という言葉があるように、どこかのタイミングで意識的に、自分でリスクを負い、「自分で決定し、自分で責任を持つ」環境へと自らをシフトさせる必要があります 。自分で決めて動くからこそ、失敗も成功もすべてが本当の意味での「自分の学び(血肉)」へと変わっていくのです 。

ステップ3:五感を使って、自分が「どうしたいか」をモニタリングする

「自分軸で決めよう」と思っても、何が自分の本心なのか分からなくなってしまうことがあります。それは、長年他人の声(「〜すべき」「〜してはいけない」)を優先し続けた結果、あなた自身の身体の感覚が鈍ってしまっているからです。

そんなときは、頭での思考を一度止め、あなたの【五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)】の快・不快に意識を向けてみてください。

他人のネガティブな言葉を聞いたとき、胸のあたりが「ウッ」と重くなる感覚(不快)がするなら、それはあなたの心からの「その場から離れろ、その言葉を受け入れるな」というサインです。逆に、どんなに小さなことでも、自分で決めて行動したときに、視界がパッと明るくなったり、呼吸がラクになったりする感覚(快)があるなら、それこそがあなたの進むべき「自分軸」の方向です。

自分の身体感覚(Comfort )を味方につけることで、他者のノイズに惑わされない、強固な羅針盤を手に入れることができます。

まとめ|小さな「自分で決めて動く」から、あなたの未来は動き出す

やりたいことなのに、しんどい

この業界はあとがないという言葉に、夜も眠れないほど不安になる

その苦しい感情は、決してあなたが弱いからではありません。あなたの無意識が、「もう誰かの指示を待つ生き方は終わりにして、自分の足で立ち、自分の人生を生きるタイミングが来ているよ」と教えてくれている、大切な転換期のサインなのです。

NLPスクールのトレーナー資格の取得を案内の中には、そのスクールの主催者の人がどのようにしてNLPを学んでスクールを運営するようになったのかという経緯として、知り合いから「NLP?じゃあ教えてよ」ということがきっかけだった、としてビジネスモデルにしているところもあります。

しかし、そこでトレーナーの資格を取得した人全てが、トレーナーとして活動してるわけではなく、そのやり方をしてうまく行ってる人を見たことがありません。なぜなら、そうしたやり方はお金のまだ回っていた平成の頃ならいざ知らず、知り合いであっても、いいえ知り合いだからこそ相手は「タダで教えて」ということがほとんどで、それではビジネスとして成り立たないのは当然で、人脈や人頼みで仕事を得ようとしてもうまくいくことはないのが昨今です。

それは昭和の時代にはよくあった、“知り合い、関連企業の中での営業で数をとる”というやり方の典型的なパターン。

「社会や多くの仕事では人が関わっている」それは当たり前のことですが、最低限人としての礼儀や常識を守ることは大切だとしても、その関わり方のルールが変わってきているのです。あなたが就きたい仕事、やってみたいことの実現は、もちろん目的が明確になっていることも大切ですが、あなたが主体的に「自分で決めて行動する」「自分が中心でこうするああする」ということができる環境にいるかどうかはとても重要だということです。

私たちの社会は多くの関係性で成り立っています 。そのため、すべてのことを完璧に一人で決めて、誰の手も借りずに生きていくことは不可能です 。時には、信頼できる人のサポートを借りることも必要でしょう 。

しかし、「他人に自分の未来を依存する(人頼み)」ことと、「自分の軸を持った上で他者と協力する」ことの間には、天と地ほどの開きがあります。

あなたが心の奥底で望んでいる理想の未来、表現したい世界は、あなたの中にしかありません 。誰かがそれを代わりに迎えに来てくれるのを待つのは、もう終わりにしませんか? まずは、今日、この瞬間の小さな選択から。「私はどうしたいか?」を自分に問いかけ、自分の手で一歩を動かしていきましょう。あなたのその小さな主体的な動きが、停滞していたあなたの理想を、確実に現実の形へと変えていくはずです 。

あなたの中にある心地よい感覚を呼び覚ます、五感の感覚を快適にしてみませんか?。

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