メンタル・意識変化

望む自分になるには、嫌な自分も知る事

2018年6月18日

「願いを叶えるには、潜在意識の力を使う事」のページに沢山のアクセスを頂いています。

  • 目標を達成する
  • なりたい自分になる
  • 望む自分になる
  • 理想の自分になる

とうことは、人の永遠のテーマなのだと思います。

しかし、

  • 望む自分
  • 達成したい目標

を設定しても、
望むようになれない、行動に移せない、という時はないでしょうか?。

望むようになるためには、

  • 目標設定すること、
  • 目標に意識を向けること
  • 目標を明確にししていくこと

というのは、

コーチングでは目標達成する上では基本中の基本として、目的志向で対話をしていきます。
ですが、それだけではそこに向かう原動力にはなりません。いつでも、どんなときも前向き、ポジティブでいることが難しいですし、エネルギー切れを起こしてしまうこともあります。

そのような時に、
もう一度目標に向かって自分を奮い立たせ、目標を再設定させるのに大切な事は、

嫌な自分を知る事です。

なぜ嫌な自分を知る事が必要なのか?

目標志向が過ぎても望む自分にはなれない

目標志向・目的志向は、前向きでポジティブなパターンとして捉えられ、目標を達成するにもまず目標をまず明確にすることが重要というのは必要な考え方です。視点がひろがり、意欲的にもなれる感情の状態です。

ですが実のところ、目標や目的にばかり意識が向きすぎてしまうと、そのためには何をしてもいい、手段を選ばず、ということにも繋がってしまいます。

組織の中にいれば、周りの大人や上役といった人の命令や指示に従わなくてはならない、そうしなければ理想の状態は得られないと、追いつめられてしまう事も、この社会では当たり前のように存在していました。(ホントはもう、そんなこと当たり前じゃないのですが)。

目標や目的は、行き過ぎれば成果主義につながり、企業で起る、改ざんや隠蔽を起こす引き金にもなります。あるいは、勝てればなにをしてもいいという、犯罪すれすれの行為を引き起こす事にも繋がります。

私たちの意識、脳の仕組みは、目標がはっきりしているとその一つの事にエネルギーを向けてそこに向かうようになっていきますので、正しかろうと、間違いだろうと目標、目的が明確であると脇目も振らずにそこに向かうようになります。ですので、目標を明確にすればする程そこに向かうように意識が設定していくのです。

NLP(神経言語プログラミング)においては目標設定した時、それが自分以外の周りの人にとって害になるものかどうかや誠実さも視点においています。本来目標や目的は、幸せや優しさを伴うものであることが前提としてあるはずですが、目標や目的にばかり意識が向く時、そうした周辺には意識が向かず、視点もそこには向かないのです。

本来ならば、軌道修正や、微調整をしながら目標に向かって行動する必要があります。
つまり、上手く行かない部分、望む状態ではない状態を知って修正しながら目的に進むのが本来の進み方ですし、上手く行く事ばかりではないからです。

そして、ポジティブ思考、前向きさ、目標に向かって努力する状態は、そこに向かって集中する時には効力を発揮しますが、それだけでは、【嫌な自分/上手く行っていない状態/望む状態ではない状態】に気付く事はできないし、気付こうともしなくなります。

ポジティブ思考だけでは、望む状態にはなれないのです。

嫌な自分の部分に本当の目的が隠されている

もし目標設定をしても、なかなかそこに意識が向かないのなら、目的、目標とあわせて大切なのは、嫌な自分、ネガティブな部分をきちんと知ることです。

そうしたネガティブな部分
=嫌な状態
=嫌な過去、
=能力のなさ、
=ダメだと思っている要素、

というのは、心の奥にしまって触れたくない部分です。

ではなぜ、自分が望むもの、望む自分を手に入れたいのか?。

それは、

  • 嫌な自分をもっている
  • 現状が望む自分ではない

からです。

嫌な自分とは

・仕事の失敗をして自信を失ってしまった自分

・落ち込んでなにもかもが上手くいかない自分

・人のことばかりうらやましがり、批判的になってしまう自分

・ぐずぐずと、やる事を先送りしてしまう自分

・ある出来事に過剰反応してイライラしてしまう自分

・お金が足りないといつも感じてモヤモヤする自分

・すぐに人に頼ってしまう自分

・お菓子を食べ過ぎて自己嫌悪に陥る自分

・仕事やスポーツなどで成果が上がらない自分

など様々です。

嫌な自分=ネガティブさとすると、

◎ネガティブな感情とは、
怒り、敵対心、恐れ、嫌悪、葛藤、嫉妬 劣等感、落ち込み、罪悪感、悲観、羞恥心、などが上
げられます。

嫌な自分というのは、普段は思い出したくないのです。

それは嫌なことだから。

ですが、嫌な自分は強い感情を伴い、そうなりたくないという強い動機付けのエネルギーを生むのです。

強いエネルギーは、行動を生みます。
行動していくごとに、本気を生みます。
本気になれば、更に頭を使います。

そうすると、
【具体的に何をしたらいい?】。【どうしたらいい?】。
と考えるようになります。

 

人が行動を起こす動機付けのパターンの1つとして、

  • 【問題を回避したい】
  • 【そうありたくない】

という回避思考があります。

【嫌な自分でありたくない】という感情は、そうした回避思考の現れであって、それがあるから目的や目標を持つというのは自然な事です。

つまり、問題や悩みとは、裏を返せば目標や望むことの裏返しなのです。

人はネガもポジも両方あってあたりまえ

ポジティブなことは大切です。

しかし、【ポジティブ思考】、【いいことだけ考える】、では上手く行かないことがあったり、思うような状況にならないと、

  • すぐに諦めたり、
  • やっぱりこれじゃなかった、

へこたれたり、諦めたりしてしまいます。(はい、この辺も私も今まで体験してきました)目的目標に向かっている状態がポジティブなとは限らないのは、上記で記した通りですが、

ポジティブな状態とは?というと

喜び
嬉しさ、
楽しさ
前向き
意欲的
感謝の心

という心理状態ですが、

人はそうしたポジティブな状態だけでずっといられるということはないものです。

ポジティブな状態とネガティブな状態。
この二つがあって当たり前なのです。

アメリカ、ノースカロライナ大学でポジティビティ研究をしているバーバラ・フレドリクソンによると、ポジティブ感情とネガティブ感情の比率が1:1だった人たちは、ネガティブ感情の比率が高い人よりも、幸福度が高い訳ではなく、比率が2:1であってもネガティブ感情が優位な人よりも幸福度が高い結果とはならず、ポジティブとネガティブの比率が3:1になって初めて人生を謳歌出来るようになる。

また、高すぎるポジティブ感情は、低すぎる場合と同様に、非生産的となり有益どころか有害な影響をおよぼすようになる。

と述べています。このことからも、

人生を生きる上で、ネガティブさも必要だと言う事です。

そのネガティブさ=嫌な自分の部分をふまえた上で、じゃあどうする?、とポジティブに転換させ望む自分を目指して目標を設定して行く。そうして考え始めることからそれにむかって、行動を起こしていくのです。

嫌な自分を肯定的に捉えるためには、自己重要感を満たすこと

嫌な自分を知るということは、自己卑下する事とは違います。

嫌な自分を知る根底に必要なのは、自己重要感です。

  • 自分はその目標を手に出来る
  • 自分にはその価値がある。
  • 自分自身の存在にOKと感じるている。

という

自己重要感を持っていることで、嫌な自分をも受け入れる事が出来るのですが、自己重要感の心の容量が低いと、嫌な自分というネガティブな感情に埋もれてそこから抜け出す事ができないばかりか、冒頭で記したように目的が達成されればなにをしてもいい。自分の目標が得られればいい、と他を顧みる事をしない。ということを引き起こすのです。

もちろん、望む自分になるのには、自分の中だけで望むようになればそれでもいいわけです。
その内容やスケールによっては、周りの人への影響はほとんど関係のないこともあります。

・毎日の運動習慣を身につけたい
・おいしいご飯を作れるようになる
・デスクの上を仕事前に片付けるようになる
・◯◯するために、◯◯万円貯金する

といったパーソナルな目標であれば、
周囲の影響を気にする必要はありませんし、それができることで自分に自信がもてるようにもなるし、自己重要感を満たす事にも繋がります。

望む自分になるには小さな目標を設定して、達成しやすいことからはじめてそれを達成していく。そして、少しずつハードルを高くして、望む自分のハードルも高くしていくのです。

小さな目標の設定。

それには、自分のライフスタイルや生活習慣をより望ましいものに設定して、その通りにしていく事です。そうした小さな目標の達成を積んで行く事が大きな目標を達成へと繋がります。

 

まとめ

  • 目標志向が過ぎても望む自分にはなれない
  • 嫌な自分の部分に本当の目的が隠されている
  • 人はネガもポジも両方あってあたりまえ
  • 嫌な自分を肯定的に捉えるためには、自己重要感を満たすこと

望む自分を手にしたい時、なにから始めたらいいのか迷う時、コーチングセッションやメールレッスン『五感力を鍛えて、自分を知るメールレッスン』はおススメです。
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