人生の目標設定とは何か？
目標設定とはその先の未来に対してするもの
例えば、
結婚して家も購入して、
子供も出来て楽しく子育てしている
趣味もあるが、割と静かな読書や映画観賞
といったインドア派のものを好み、
静かで穏やかな生活をしていて、
今が満ち足りていているとき、
ふと考える。人生の目標。
でも、人生の目標といっても、この先の人生をどうしたらいいか？思い浮かんでこない。
でも、このままでいいのだろうか？という不安も抱えている。
という方がいらっしゃいます。
こうした方にライフコーチングを行なう時に、
「今がいい状態ならそれでいいじゃなですか？」という事はしません。
その不安があって対処したいのであれば、
カウンセリングとも違う、
アドバイスすることとも違う、
コンフォートライフコーチングは効果的です。
コンフォートライフコーチングは、
質問や会話の中からクライアントの内面にある意識を起こし、気づきを促していきます。
人生の目標に対して明確に
「こうしたい」、「ああしよう」と分かっている方ばかりではありません。
むしろ、
普段は全く意識していない方の方がほとんどです。
あるいは、穏やかで何も問題のない時には、
自分の人生を振り返ったり、
この先の人生をどうしようか？
と考える事はほとんどありません。
人の脳というのは、多くの事に意識が向けられません。
もし、ご自分の中に、
目標ということが言葉に出たということは、
目標に意識を向きはじめていると捉える事が出来ます。
人生は、段階ごとにステージが上がる
いま、家族も子供も家も手に入れて、満ち足りている。
けれど、このままでいいのかという不安もある。
というのは、
人生のステージは次の段階を上がろうとしている所なのです。
ステージとは、
- 舞台、そこで行なわれる演奏やショー
- 映画の撮影スタジオ
- 講演、演説などの演壇、
- 物事の段階
を意味します。
人生は真っ平らな平野ではなく、
ごつごつした岩や、高さや勾配のある、山、
あるいは一段一段一歩一歩上る階段
などに例えられますが、
今、【人生の目標】という言葉が出てきたということは、
次の段階を考えようと、無意識が動き出したという事でもあるのです。
実感する未来を意識して目標を設定する
デジタル大辞泉にると
目標とは、
１ そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。
２ 射撃・攻撃などの対象。まと。
３ 行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。
という意味です。
つまり、
- なにかしらの目安
- めざすゴール
- 対象となる目印となるモノ
のことを指しています。
言葉の意味をきちんと理解した上で、
自分にとって人生の目標はなにか？を考える必要があるのです。
心理学NLPをもとにしたコンフォートライフコーチングでは、
目標設定する際に、
- 目標達成するのは何時になるか、
- 目標達成することで得られる事、
- 目標達成したとわかる指標を決める
- 目標達成した時にどのような状態になっているか
- 目標達成する上で必要なものはなにか
という点を重視して具体的に設定して行きます。
【人生の目標】を設定するのであれば、方法の一つとして、人生のサイクルにそった目標を設定する事が出来ます。子供さんがいるのなら、その成長ごとに行事や進学を基準にして目標を設定する事も可能でしょう。あるいは、ご主人との関係の中で、結婚記念日を基準に考える事も出来るはずです。
【人生の目標】という言葉だけでは、漠然としていますし、人生の期間は、１０代、２０代、３０代、〜６０代、７０代とあって、何時の時点の目標の事を指しているのかも曖昧なままです。
見えない、実感しない先の未来に対して、
ただ単に【人生の目標】を設定しようとしても難しく感じるのは当然です。
もちろん、
「こんな風に歳を取りたい」「こんな７０代になりたい」
という目標があってもいいのですが、
人の人生や状況は、外的な環境や状況から変化せざるを得ない場合が多く、
目標設定は、しばしば変わるものだと思うくらいが丁度いいのです。
そして、実感できる近い未来を具体的にして設定することです。
コーチングでは、
ご自分の中で仮想のタイムラインを設定して未来を歩きイメージするワークで誘導していくこともしていきます。
目標設定の妨げになる【このままでいいのか？】という不安の理由を明確にする
今の生活が１００％満足して充実していれば、無理に目標を立てる必要はありません。
しかし、
「このままでいいのかなぁ」という漠然とした不安がある時、
その不安はどこから来ているのか、
不安の原因に対処していく必要もあるのです。
その不安の元を探っていくと、
【本当は、◯◯したい】【けど、できない】
という葛藤があるかもしれません。
あるいは、
・【自分は、これ以上の人生を望んではいけない】
・【自分は、◯◯をする能力がない】
・【自分は◯◯だから、〜〜してはいけない】
という制限のビリーフ（思いこみ）があるかもしれません。
そうした、葛藤や制限のビリーフが心の奥にある時、
未来を自由にイメージして、行動しようとはしませんし、
自分で自分の人生を描こうとはしないでしょう。
人は自分がイメージした、思った通りの人生を送る
今が満ち足りていて、その先の人生はこのままだ
と思えば、これから先もこのままかもしれません。
あるいは、
【人生の目標がない】と思っているのであれば、
この先、何も目標が無い人生を送るかもしれません。
あるいは、
楽しい、豊かな人生をイメージして
その通りの人生を送るかもしれません。
人は、その人のイメージした、思考通りの行動をする。
と言われています。
整形外科医のマックスウェル・マルツ博士は、怪我によって傷ついた醜くなった顔を整形手術で治療した時
患者の損なわれた自己イメージが修復され、その後の人生も良い方向へ変わって行く
という事を発見して、研究にまとめました。
それは、脳のメカニズムにある、
人の脳は、現実の出来事と鮮明に描いたイメージの区別が出来ないので、描いたイメージであっても、現実のこととしてソレに向かって自動的に達成しようとする。ということから起きています。
言い換えれば、
人は自由に自分の人生を思い描く事が出来るという事です。
どんなことでも、
自由に描いて、実現できる力を持っているという事です。
まとめ／人生の目標設定とは？
目標設定とはその先の未来に対してするもの
人生は、段階ごとにステージが上がる。
実感する未来を意識して目標を設定する
人は自分がイメージした、思った通りの人生を送る
コンフォートライフコーチングは、
問題や悩みを解決に導くだけではなく、目標を決めたり、それを行動に移せるようなセッションです。
五感を使ったワークを通してあなたの気付かない、あなたの内面とも対話をしていきます。
シングルセッションでは、
人生の充実感、生活習慣の改善、人間関係の悩み
に対応しています。
人生の目標を見つけたいという時、【人生の充実感】をテーマに選んでみてください。