このところ、九星気学の事ばかりアップしています。
ですが、この気学を知ると、
- 自然の移り変わり、
- 心理的な状態、
- 身体の変化といったこと、
- 人生の流れ
ということにも関連している事がわかってきます。
そうした事すべては、
自分がどのように感じるのか?」というセンサー(五感)
に敏感になることも大切で、その五感を一番日常で鍛えられるのは、
「食べる」ということです。
その食べるという事に関して、
ワタシが最近重視していることをリストアップします。
今のワタシの食へのスタンス(立ち位置)
素材を選び、過度な制限はしない
今では、ワタシ自身、
- お肉も食べるし卵も食べています。
- 時に牛乳や乳製品も摂っています。
- 素材の質や添加物は気にしますが、
ほとんど食に制限を設けてはいません。
食事の量も、宴会などに参加する時以外は、
お腹いっぱいに成りすぎないように気をつけている程度です。
そうすると、
マクロビオティック重視をしている方からは、脱マクロした人、止めちゃった人、安楽な方に行っちゃった人という風に捉えられてしまう。(はい、ワタクシもそんな考えもっとりました)
ですが、今も基本は、
食を大事にしたいと思っていますし、
ヘタな集まりにいって、飲みたくもないお酒を飲みたくないと思っていますし、
季節や体調に合わせて食材を組み合わせて料理をしますし、
家族がお腹が緩いとなれば、徹底してそれに対応した養生食、対処法をします。
(梅葛湯とか、梅粥、柔らかく煮た根菜など)
疲れた時には、外食もする
疲れた時、少し日常の停滞した同じエネルギーを替えるために外食します。
とはいえ、もっぱら気分転換がてらのランチかティータイムです。
そして、疲れたときほど食べる物は、
- 自分の身体の欲するもの
- 美味しいと感じるもの
を食べるようにしています。
とりたてて、ベジだったり、マクロだったりするものではなく、
(そもそも、身近な所にそうしたお店が少ないので)
いい素材をつかっているであろうお店、
穏やかな、美味しい物を出そうという人の作っているお店、
つまり、お店や人のエネルギーが穏やかな所です。
疲れているときは、こちらのエネルギーが落ちているときなので、わちゃわちゃした所は、気を使ってしまい余計に疲れるし美味しいものは出てこない。どこか、不一致があったりします。
ドラマ『99.9』の主人公深山大翔が、食べ物を食べて美味しかった時には、『普通に美味しい』というのだけど、それと同じ。
普通に美味しいと感じる物を食べると、元気が涌いてくるのです。
ベジやマクロ食は、どちらかと言うと美味しいけど、味が薄いものもあるので、力が涌いてくるためには、少し塩気がある陽性さも必要で、ベジやマクロ食にこだわらないのは、そのためです。
疲れた時に自分が求める食べ物を知っておく
疲れた時にワタシが求めるものが、以前だったら甘いものだったのが、ここ数年は変わってきました。
- 美味しいダシ味
- 塩気
- トマトの酸味
つまり、【旨味】のあるものを欲するようです。
これはある時から気がついて、自分が疲れた時にはそのパターンを思い出して、意識的に選択出来るようになってきました。
甘い物は、一時エネルギーは上昇するのですが、食べる物によっては、すぐにお腹が空いたり、肌トラブルが出たり安定しないのです。
疲れた時は、過去の記憶のパターンで選択する事がほとんどなので、一度、食べて元気になれた食べ物を意識の上に乗せておき、記憶しておく事はおすすめです。そうすると次に、疲れた時に暴飲暴食せず、本当に自分の身体が求めるものを選ぶ事が出来るようになります。
「なにを食べるのか、なにを食べたら今の自分にとってベストなのか?」
を考えて食べるクセを付ける。
時に、気持ちの赴くままに食べることがあったとしても、考えて食べるクセを付けておくと、本当に食べた後に気持もちも、身体の状態も上向く食べ方が出来るようになります。
お肉を食べる事と、気持ちが暴力的になる事は別である
2006年にマクロビオティックスクールに通い始めた頃から、お肉を極力食べないようにしていましたが、数年前急性貧血状態になって赤身の牛肉を食べたのをきっかけに、お肉を食べるのを復活させました。以来今では、家族の食事を作るのに、日常的に普通に食べるようになっています。
食事療法の観点から、なにかしらの思想的な食事法の観点から、食べないようにしている人もいます。
そうした方達は、その方達の考えでその食事を選択していることは、ワタシが関与する余地のある事ではありませんし、ワタシもアレコレ言われたくはないと思っています。
お肉を食べない食事をする考え方の一つに、
- 動物が屠殺された時の恐怖の感情が、お肉に残っているから食べる事で感情に悪影響を受ける
- 動物を屠殺するというのは暴力的な事で、その波動がお肉に残っているから食べると暴力的になる
- お肉を食べる事はいい事ではないから、精神性、霊性を下げることになる。
といった、理由と考え方からが多いです。
それは、個人の方の価値観や、内面の悩みから選択していることですが、
どれもが、理論的な根拠もないものにすぎず、
ほんとうに、事実か?といったら、はなはだ疑問があると言わざる追えない。
です。
そうした思考で食べ物を選択している人たちと接していると、
目の前にある、食べ物を「ワタシお肉食べないんで」と平気で避け、
食べ物に対する、感謝も、敬意も持たない。
それは、どんなに精神性を求めていても、精神性でも霊性とは違います。物に対して粗末にする人が、精神性だの霊性だのを語るのはおこがましいです。
それは、食事療法をしている人に限った事ではありませんし、世の中には無駄になって捨てられる食糧も山ほど有る。だから最近へたな飲み会、夕食会にでるのは止めようと思っているのです。外に出て働けばそういう集まりにも出なければ成らないときもありますが、極力もう止めようと感じるようになりました。
お肉を食べようが食べまいが、
どんな時にも、どのような状況にあろうと、気持を穏やかにする方法はあります。
- 身体の状態を常に健康にしておく事、
- 心の状態をリセットできる方法を知っておく事
- 睡眠を取る事
- 充実する仕事をする事
- 外に出て散歩する事
- 身の回りの環境を快適にする事
- 自分が心地よいと感じる物を選び使う事
これらを意識的に取り入れて行くだけでも、気持を穏やかにする事は可能です。
体調の変化や季節の体調の変化を観察しながら、調理する
日々の食事には、マクロビオティックの知識を使って調理しています。
揚げ物や油の多い時には、必ず生姜や大根をあわせて使って油を排出する
お腹が緩い時には、葛粉、葛湯を使う、
冬には根菜をコトコト煮て多用する。
春先は、柑橘系、酸味の物をとって肝臓胆嚢の解毒を助ける
喉に炎症、鼻水が出るときは、蓮根のすり流しを飲む
といったように、
マクロビオティックのお手当や養生法を使います。季節や自分、家族の体調に合わせて、プラスする程度ですが、体調の変化や体調を調整するのに、食べ物の力の使い方を知っている事はとても役に立つと思っています。
これから春になってくると、
発酵性の調味料:味噌、醤油、セロリ、ねぎ、納豆、グリンピース、季節の山菜、柑橘系の果物、いちご、など季節の物を食べるようにしています。
目的思考と心の状態に意識を向けて食べるものを選ぶ
一方、マクロビオティックの標準食であっても、
今の自分にあわないものは摂らなくなったものもあります。
豆乳、焼いたマクロ系クッキー、テンペ、ひよこ豆
などは、以前ほどは食べなくなりました。
余りもう欲しくなくなった模様です。
殊に乳製品、卵、白砂糖を使わないマクロ系のお菓子は
今は時間もないこともあってほとんど作らなくなりました。
(また時間があったら作りたいですが、食べたい欲求が涌かないのです)
そもそも食事療法をしていると、
「どのような目的があるのか?」
「どうなりたいと思っているのか?」
というイメージを描く事なく、
目的を忘れて、プロセスが目的になっている
ということに気がつかなくなってしまうので要注意です。
ワタシも陥ったこの失敗があるので、
もしなにか食事療法をする時には、最初の目的がどのようなものであるか、その経過を観察して、
身体と心の両面がどのような状態かを常に意識して食事をするようにしています。
本来のその食事法をするのには、
「なりたい状態」、「なりたい自分」があるからこそなのですが、
今は、心理状態の影響も大切だと分かっているので、常に自分を観察することをしています。プロセスや、方法にばかり意識が向く時、なりたい自分になれることは難しい事かもしれません。
まとめ:ワタシの食に関する現在のスタンス
- 疲れた時に自分が求める食べ物を知っておく
- 疲れた時には、外食もする
- 疲れた時に自分が求める食べ物を知っておく
- 体調の変化や季節の体調の変化を観察しながら、調理する
- 目的思考と心の状態に意識を向けて食べるものを選ぶ
食べるのなら、美味しく、気持を穏やかにして、食べるという事。
食べることは、毎日の事です。
食べる事は、生きる上でのエネルギーです。
そこに、制限ばかりをかけてしまうと、自分自身の考え方や行動に対してもNoや制限をかけてしまうことにも繋がる事を知っているからです。
ワタシの最近の食に対する考え方、スタンスを記しました。食べ物に対して自分也の考えがはっきりしてくると、食べる事に悩まず、どか食いや、後悔が減り、それは、生きて行く上での生命力に繋がります。
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