コーチング

やりたい事をはじめると表れる3つの壁

2018年7月28日

人が
起業や独立、
仕事のステップアップ、
日常の事、
プライベート(結婚、離婚、など)
趣味の世界でも

自分がやりたいことをやろうとしはじめると表れる
3つの壁があります。

その壁を超える事で
自分のペースでやりたい事がやれるようになって来ます。

その3つの壁についてお伝えします。

あなたを妨げる3つの壁の正体と対処法

最初に表れる【自分の壁】

自分にはそれが出来るのだろうか。
それをやって失敗しないだろうか。
それは本当に、自分がやっていい事なのだろうか。
それをやりたいけど、自分にはできる筈がない。
それをやりたいけど、自分にはできる能力が無い。

というように、
やりたいと思っている事なのに、やり始める前から自分自身に対しして壁を作り、自分の中でやりたい事に向かっていく事を阻む壁をつくってしまいまっています。

 

次に表れる【身内の壁】

自分の中では、一歩決心ができて「やってみよう」と思い始めると次に現れるのが、身内の壁です。


・親兄弟、親戚からの反対、止めた方がいいという壁
あるいは、
・親兄弟、親戚から、どう思われるだろうかという壁

この身内の壁も必ずと言っていいほど表れます。

本来なら、「こういうことして見たいんだけど、どう思う?」と相談したいのに、
何か踏ん切りが付かない時に、「やってみなよ」という後押しが欲しいのに、

往々にして、親兄弟、親戚は反対します。あるいは、否定します。

それによって、
「どうしようか」
「やるべきかやらざるべきか」

と迷ってしまうことに陥ります。

 

最後に表れる【世間の壁】

この世間は、
自分、身内以外の第三者を表す人すべてとして世間として、

世間からの非難や批判、反対という壁
あるいは、
世間からどう思われるだろうかという壁

です。

やりたい事を始めてそれに対して発信していくと、
必ずといっていいほど、あなたのやりたい事に、貴方に対して批判的に言う人が出てきます。

事に日本という国は、【和】を重んじる事を良しとしていますから、その【和】から外れた者、自由にしようという者は異端者のように非難します。そうした風潮はかつてもあって、野球球団を手に入れようとしたかつてのlivedoorの堀江貴文氏や、常に社内で新しいものを提案してきたセブンイレブンの社長だった鈴木敏文氏のように、周りから非難されるのです。

あるいは、
あなた自身がつくる世間の目に対する壁の場合もあります。

どんなにいい発想やアイデアがあったとしても、世間の目を気にしてそれを実現する事を自分の中でまた阻んでしまう。そして、また1に戻って「自分にはできっこ無い」とやりたい事を諦めてしまうのです。

 

どんなやりたい事にもこの3つの壁は存在する

この3つの壁は必ずと言っていいほど存在します。
それをどう扱うのか、壁を越えるのかをしない限りは、望む状態を手にすること、望む自分になることは難しいです。

本当に望むものがあるとき
壁の前で諦めるのか、壁を越えていくか、どちらかの選択に迫られます。

この3つの壁は、
結局は貴方の中にある、あなたが勝手に作り上げた壁でしかありません。
捉え方を変えない限り、常にこの壁が目の前に表れ行手を阻んでしまうでしょう。

 

3つの壁の意味

この3つの壁は、あなたの心の中でできた壁です。
あなたの心の状態、物事に対する捉え方によってできた壁です。

 

【自分の壁】は、
あなたの中にある制限のビリーフ(思い込み)
で、可能性や選択肢が他にあるのにそれに気付かずにフィルターをかけている状態。そして、失敗=悪いこと・みっともないことと、やりたい事をやる=悪い事というフィルターをかけている状態です。

あるいは、自分とは、社会とは、やるべき事とは
こうあるべきという一般化をして、他に可能性があるのを受け入れられないのです。

 

【身内や世間の壁】は、
さまざまな要因から起こります。

本当に、貴方のためを思っての批判であるかも知れませんが、人は自分の視点でまわりの人や物事を判断しがちです。しかし、それは周りの人の視点でしかなく、本当にあなたが望むあなたの視点で見ているわけではありません。

本当にあなたを心配しての、批判や反対かも知れません。人の無意識は安心安全な状態を好みますから、身内の方ほどあなたを安全な状態にいさせようとします。

あるいは、自由にやりたい事をやろうとする貴方に対しての嫉妬心から起こる否定や非難かも知れません。

または、人は調和や安心、安定を好む生き物ですから、変化を起こそうという人にはとても厳しく対処しますし嫉妬心がわき起こる事から批判や反対する事をします。

こうした様々な要因から自分以外の身内や世間は反対や批判を浴びせてきます。
それ以外の理由もある事でしょう。

 

【自分の壁】をどう乗り越えるのか?

一番大切なのは、自分の壁を乗り越える事です。

誰の人生でも無い。あなたの人生はあなたがあなたらしく生きるためにあるのです。
やりたい事を、自分で我慢したり、周りの人に何か言われたからその通りに生きるのは、自分以外の人に自分の人生の手綱を渡している事になるのです。

人に言われたままのことをするのは、素直で従順でいることは、自分で考えることをしない思考停止の状態で、ロボットと同じです。【自分の壁】を変えない限り、【身内の壁】も【世間の壁】も乗り越えることはできないでしょう。

自分の壁を壊すには、自分の内面について知ることを始めることです。
何かがあると人に慰めてもらったり、いい気分になることを求めたりするのではなく、自分の内面を深掘りすることです。

  • 自分はどんなことを好きか?
  • 自分は何をしたいのか?
  • 自分はどんなことなら続けていけるのか?
  • 自分のダメだと思うことは何か?
  • 自分の抱えている問題を解決するにはどうしたらいいか?

などなどといった

自分を深掘りしていくことで、自分を閉じ込めて小さかった自分の内面の器の壁が壊れて自分の容量を広く深くすることができるのです。容量が増えれば、出来る事が増え、思考力が増え、多方面から考える事が出来るようになるのです。

自分の気持ちや思考を整理しましょう。

 

【身内の壁】を乗り越えるには?

人は誰でも、身近な人例えば親に認められたいという欲求が必ずあります。

その認められたいというのは、自分のやる事に対してと思っているかも知れませんが、その根底にあるのは、

自分自身の存在を認めてもらいたい
という欲求です。

表層の意識では「大きな事、すごい事をしなければいけない」と思っているその深層の意識では、「自分はまだダメだ」「自分はもっと頑張らなきゃ」と自分で自分にプレッシャーをかけてしまっている人が多いです。

それは、本当に得たい事ではないから、ずっとずっと辛いのです。

そうした時に、知ってほしいのが、

親や親戚、身内だからといって、
自分と同じ思考性を持ってはいないという事です。

親や親戚、身内だからといって、
自分と同じ価値観を持っているわけでは無いのです。

同じ花を見ても、同じように綺麗だとは感じないのです。
・ひまわりが綺麗だと思っているあなたと、
・タンポポが綺麗だと思っている身内とは、
綺麗だと思うポイントがそもそも違うのです。

ひまわりが綺麗だと思う自分のままでいいと決めましょう。
そして、タンポポを綺麗だと思わなければ、それはそれでいいのです。

人は誰でも、違う視点を持っているのです。
批判する人は、自分と視点が違うのだと捉える事です。

もし反対されているとしたら、自分のやりたいことは、自分で決断して最後まで責任を負うことです。

結局、自分のやりたい事は自分が主人公であって、親や身内を巻き込もうとするから反対されるのです。犯罪や法的な部分で逸脱しなければ、身内に迷惑をかける事はないですし、黙ってコツコツとやっていれば、そのうち身内は認めてくれるようになります。

 

【世間の壁】を乗り越えるには?

第三者というのはこれまた自分とは違う視点を持っているので、反対あるいは批判する人は批判するし、賛成する人は賛成してくれます。

そもそも、第三者・他人様というのは面と向かって批判を言い放ちはしません。
大抵が、第四者・仲介者を通して「〇〇さんがこんな事を言っていたよ」と伝え聞きによって耳に入ってきます。こうした時第三者の人がいうのは、大抵はその人の視点で事実とは違う事を第四者に言って気持ちを発散させているだけだったりします。人は自分のことしか関心がないし、ましてや「この人なんだか変だな」と思ってもわざわざトラブルになることを言ったりはしませんから。

重要な事は、
あなたのやりたい事は、世間との関わりの中でどういう位置付けになるのか?という点です。世間との関わりで、その人たちに賛同してくれる事が必須であれば、その人たちが何を求めているのかを知る必要があるし、批判や反対をしているのは「あなたのやりたい事のどの点においてなのか」を知る必要があります。

小売の世界では、「クレーマーとは隠れたフアンでもある」と言われます。つまり、好きだからその会社や商品のマイナス点が見えてしまう。それを受け止め改善する事で、商品の質が向上したり会社のマイナス点が改善したりという事が起こります。それには、批判される側がそれをきちんと受け止めるか否かで変わります。

また、何か新しい事をしようとする時には、必ず批判する人も居ると理解する事です。批判や反対があったとしても、新しい事をやる決意をする必要があるし、世間と自分とを天秤にかけた時、どちらを重視するか?という事です。

自分の視点を重視して、使える批判はうまく使い、ナンジャコリャ?と思う批判や反対は無視する事です。

 

まとめ

  • やりたい事をする時には、必ず批判や反対が表れると思う事
  • 一番対処しなければいけないのは、【自分の壁】
  • 人は身内でも世間でも、自分違う視点をもっているものだと知る事
  • その批判や反対がどのようなものかで対処の仕方を変える事
  • 世間様・他人は面と向かっては批判しないので痛くも痒くもないと知る事

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